【ネタバレ要約】

ノーマンとザジの両名は現王政に恨みを持つギーラン卿と相対する。ギーラン卿は王家と現五摂家への復讐のため、ノーマンは食用児達の自治権取得のため同盟を結ぶ。互いに裏切りの心を抱きながら、新たな世界の創造を目論む。

【感想】

ギーラン卿という新たな鬼とその集団が出てきました。どうやら700年前に現王政を追放された鬼達のようですね。700年たっても憎しみが消えてないのは、なんとも恐ろしいことです。ギーラン卿は現政権に姿を変えられてしまったという描写があり、実際虫のような姿をしています。毎朝感じる自分の醜い姿に臥薪嘗胆の思いがあり、そこをノーマンがうまくつけ入ろうとしていますね。
ノーマンがギーラン卿に『復讐の達成後はラートリー家を好きにしていい』って言ったため「ああ、やっぱりノーマンは変わってしまったんだなぁ」なんて思ってしまいましたが、それは鬼たちについた嘘で、ノーマンは誰も犠牲にならないことを望んでいましたね。大体の作品が主人公たちと数年合わない場合、別人みたいになってしまうキャラクターがいるので、ちょっとショックを受けるんですよねwノーマンが変わってなくてホッとしました。

ただ、エマは鬼との共存を望んでいるためノーマンとエマは異なる道を選択していますね。旅の途中で出会ったムジカとソンジュは人間を食べないで生きていますが、二人は鬼を食べてるから形を保っているに過ぎないような気がしています(私の想像です。)
ノーマンは鬼の信用を得るためウィリアム・ミネルヴァだけでなく、ジェイムズ・ラートリーとも名乗っているようですね。ジェイムズ・ラートリーは一族を追われたとギーラン卿が語っているため、ノーマンはジェイムズ一家をかくまっている可能性はありますね。

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